暑い季節にぴったりの冷たいデザート、ゼリー。そのゼリーの主材料であるゼラチンに焦点を当てた「ゼラチンの日」があることをご存知でしょうか？
この日は、日本ゼラチン工業組合によって2004年に制定され、その由来やゼラチンの楽しみ方を知る絶好の機会となっています。
本記事では、「ゼラチンの日」の背景からその楽しみ方までを詳しく解説し、ゼラチンを使った簡単で美味しいデザートレシピもご紹介します。
例えば、フルーツゼリーの作り方やコーヒーゼリー、さらには健康的なヨーグルトゼリーといったバリエーション豊かなレシピが満載です。
ゼラチンの日を通じて、手軽に作れるデザートで日々の食卓を彩り、新たな楽しみを見つけてみませんか？
初心者でも簡単に作れるレシピが揃っているので、お子様と一緒に楽しむクラフトや遊びにもぴったりです。
ゼラチンの魅力を存分に感じられる記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

ゼラチンの日とは？

　　
7月14日ゼラチンの日は、日本ゼラチン工業組合が2004年（平成16年）に制定した記念日で主原料がゼラチンであることからゼリーの日でもあります。
この日は、ゼラチンを広く知ってもらい、その魅力を再発見することを目的としています。ゼラチンは、多くの食品や工業製品に利用されており、人々の生活に欠かせない存在です。ゼラチンの日には、この万能な素材について理解を深め、料理やクラフトなど、日常生活にどのように役立てられるかを考える良い機会となります。
　　
　　

ゼラチンの日の由来

ゼラチンの日の由来は、日本ゼラチン工業組合がゼラチンの多様な用途とその重要性を広く一般に伝えるために制定したことにあります。ゼラチンは、牛や豚の骨や皮から抽出されるタンパク質の一種であり、食品だけでなく医薬品や写真フィルムなどにも使用されてきました。そのため、この日にはゼラチンの製造過程や歴史、使用される場面などについての情報発信が行われます。

さらに、ゼラチンの日は、ゼラチンの持つ健康効果にも注目しています。ゼラチンには、コラーゲンが豊富に含まれており、肌の保湿や関節の健康に寄与することが知られています。健康や美容に関心が高まる中で、ゼラチンは美容食品としても需要が増しています。

ゼラチンの日には、食品メーカーやレストランなどが特別メニューやイベントを開催することもあり、多くの人々がゼラチンの魅力に触れる機会となっています。たとえば、ゼリーやプリンといったゼラチンを使ったデザートが手軽に楽しめるものとして特別に提供されたり、ゼラチンの製造見学ツアーが実施されたりします。

ゼラチンの日を通じて、ゼラチンという素材が単なる食品添加物ではなく、我々の生活を豊かにするための重要な成分であることを再認識することができます。また、この日をきっかけに、ゼラチンを使った新しいレシピやクラフトアイデアが次々に生まれることも期待されています。

最後に、ゼラチンの日は多くの人々にゼラチンの利点を伝えるだけでなく、その製造や使用方法についての理解を深め、ゼラチン業界の発展にも寄与しています。ゼラチンの普及とともに、より多くの人々がこの素材の恩恵を享受できるようになることでしょう。

ゼラチンを楽しむ方法

　
ゼラチンは、その多用途性と手軽さでさまざまな方法で楽しむことができます。
どこのスーパーにも売っているため、手軽に入手でき、料理やクラフト、さらには日常生活のさまざまな場面で活用することができます。
ゼラチンの日を記念して、ゼラチンの楽しみ方をいくつかご紹介します。　

おすすめのゼラチン製品

まずはおすすめのゼラチン製品から紹介します。ゼラチン自体は無味無臭であるため、どんな食材とも相性が良く、デザートや料理のバリエーションは無限大です。
 市販されているゼラチンには、板ゼラチンと粉ゼラチンがありますが、どちらもスープやデザート、ドリンクに利用することができます。

手軽に使えて便利なのが「粉ゼラチン」です。パウダー状なので計量がしやすく、短い時間で溶けるため、急ぎのときにも便利です。
例えば、使いやすさとクオリティが高い「ハウス食品のクックゼラチン」や、「森永製菓のゼラチンパウダー」は、家庭料理やデザート作りに最適です。

また、「板ゼラチン」はデザート作りに向いています。透明度が高く、クラフトや透明ゼリーなど見た目にも美しいゼリーが作れます。特にフレンチレストランなどで使用されていることが多い「リブレフラッグ」の製品は、そのクオリティの高さからプロフェッショナルにも愛用されています。
　

ゼラチンを使った遊びやクラフト

ゼラチンは、料理以外にも遊びやクラフトに利用することができます。
例えば、子供たちと一緒に楽しむことができる「ゼラチンスライム」は、簡単に作れて安全な遊び道具です。スライム作りは、小さな子供たちが科学の原理を学ぶ際にも役立ちます。

作り方は簡単です。まず、ゼラチンをお湯で溶かし、そこに少量の洗剤と食用着色料を加えます。
これを冷蔵庫で数時間冷やすことで、もっちりとしたスライムが完成します。安全な食材を使っているため、誤って口に入れても安心です。

さらに、ゼラチンは「手作りキャンドル」や「香りのするインテリアゼリー」の材料としても利用できます。
ゼラチンを使ったゼリーキャンドルは、透明度が高く中に入れる飾りが美しく映えます。
作り方はシンプルで、ゼラチンを溶かし、色素と香料を加えて好きな容器に流し込むだけです。
冷蔵庫で固めると、おしゃれで香りの良いキャンドルが完成します。

最後に、ゼラチンは植物標本作りにも利用されています。植物標本は、ゼラチンの透明度と保存性を活かして、押し花や小さな植物を永く保存することができます。
ゼラチンの中で花や葉が美しく配置され、インテリアとしても楽しめる標本が作れます。

このように、ゼラチンは料理やデザートの素材としてだけでなく、さまざまな遊びやクラフトの材料としても楽しむことができます。
ゼラチンの日を機会に、その多彩な魅力を探索してみてはいかがでしょうか。

ゼラチンを使った簡単デザートレシピ

　
ゼラチンは様々なデザートを作る際に非常に便利な材料です。
ゼラチンを使ったデザートは簡単で手軽に作れる上、ヘルシーで見た目も美しいため、パーティーや日常のおやつにぴったりです。
末石窯でも夏場はよくゼリー系のスイーツを休憩時に食べて暑さを吹き飛ばしています。
それでは、ゼラチンを使った代表的なデザートレシピを3つご紹介しますのでぜひ挑戦してみてください。　
　
　
　
　　

フルーツゼリーの作り方

フルーツゼリーは彩り豊かで、特に夏場のおやつとして人気です。
新鮮なフルーツを使用することで、ビタミンも摂取でき、ヘルシーなおやつとしてもおすすめです。

材料:

• ゼラチンパウダー 5g
• 水 50ml
• フルーツジュース 300ml（お好みのフルーツジュースを使用）
• お好みのフルーツ 適量
• 砂糖 大さじ1（お好みで調整）

  ※フルーツを入れすぎると固まらないので入れすぎ注意！酸味のあるレモンや梅などもたんぱく質を分解して固まりにくい原因になるので少しにしましょう。
  ※フルーツの水気はしっかり切ってから入れてください。

作り方:

1. ゼラチンパウダーを水に振り入れ、5分間程度ふやかします。
2. フルーツジュースを鍋に入れ、沸騰直前まで温めます。砂糖を加え、完全に溶かします。
3. 火を止め、ふやかしたゼラチンを加え、ゼラチンが完全に溶けるまでしっかり混ぜる。
4. お好みのフルーツを容器に入れ、その上からゼラチン液を注ぎます。
5. 冷蔵庫で約2時間冷やし固めたら完成です。
   　
   　

コーヒーゼリーの作り方

コーヒーゼリーは大人も楽しめるデザートで、特にコーヒー好きにはたまりません。
さっぱりとした味わいで食後のデザートとしても最適です。
コーヒーが苦手な私もほんのり甘いコーヒーゼリーは好きです。

材料:

• ゼラチンパウダー 5g
• 水 50ml
• インスタントコーヒー 2大さじ
• 砂糖 2大さじ
• お湯 300ml

作り方:

1. ゼラチンパウダーを水に振り入れ、5分間程度ふやかします。
2. お湯にインスタントコーヒーと砂糖を加え、完全に溶けるまでよく混ぜます。
3. 火を止め、ふやかしたゼラチンを加え、ゼラチンが完全に溶けるまでしっかり混ぜる。
4. 容器に注ぎ、冷蔵庫で約2時間冷やし固めたら完成です。
5. お好みでホイップクリームを添えても美味しくいただけます。
   　
   　
   　

ヨーグルトゼリーの作り方

ヨーグルトゼリーはさっぱりとした味わいで、ヘルシーなおやつとしても人気です。
乳酸菌も摂取できるため、美容と健康にもうれしいデザートです。

材料:

• ゼラチンパウダー 5g
• 水 50ml
• プレーンヨーグルト 200ml
• 牛乳 100ml
• 砂糖 大さじ2
• レモン汁 少々（お好みで）

作り方:

1. ゼラチンパウダーを水に振り入れ、5分間程度ふやかします。
2. 牛乳を鍋に入れ、沸騰直前まで温めます。砂糖を加え、完全に溶かします。
3. 火を止め、ふやかしたゼラチンを加え、ゼラチンが完全に溶けるまでしっかり混ぜる。
4. プレーンヨーグルトを加え、よく混ぜます。お好みでレモン汁を加えても良いです。
5. 容器に注ぎ、冷蔵庫で約2時間冷やし固めたら完成です。